君の名は雛

1952年(昭和27年)君の名は雛

こんにちは!今日は‘君の名は雛’を紹介します。

1952年から54年まで放送された、NHKラジオドラマ。

放送時間の木曜夜8時半になると「女湯が空になる」という話が作られるほどの人気が出て、映画化もされました。
また、映画で主人公の真知子(岸恵子)が巻いたストールは「真知子巻き」として流行しました。

「真知子巻き」は変わり雛を見ていただくとわかるように、ストールを肩からぐるっと頭の上まで回してたらすというまき方。
岸恵子さんが撮影時、あまりの寒さにこの巻き方をし、それが撮影にも使われたということです。

「君の名は」は、男女の切ないすれ違いを描いています。

東京大空襲の夜、数寄屋橋の上で春樹と真知子は互いに命を助け合い、半年後の夜、この橋の上で再会しようと約束しました。

青年は別れ際「君の名は」と聞きますが、彼女は名を言わず立ち去ってしまいます。
約束の日に2人は会う事ができず、その後もすれ違い、やっと再会した時、真知子は結婚が決まっていました。

真知子は結婚相手や姑にひどい目に遭わされ、離婚する決意をしますが、なかなか離婚を承諾してもらえません。
その後、春樹と真知子はすれ違い続けますが……

「君の名は」はテレビが普及する前にヒットした、一世を風靡するラジオドラマだったようです。

それでは今日はこのあたりで。

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