木目込み人形『藤娘』

だんだん寒くなってきましたね。
今年ももう11月の半ばまできました。

寒いのであまり外を散歩することもないかもしれませんが、11月ごろから咲き始める花もあります。

菊です。
菊は中国から日本に伝えられました。
天皇家の紋章となっており、日本にとっては特別な花です。

この時期は各地で菊の品評会が行われています。
「春蘭秋菊倶に廃す可からず」(どちらもすぐれており両者とも捨てがたい)ということわざがある位、美しい花として認識されています。

今日は花の精の人形、藤娘の話です。

“木目込み人形『藤娘』” の続きを読む

木目込み人形『鼓』

太鼓の音は人間の心音に似ています。

心臓の鼓動に太鼓の鼓動がシンクロすることによって自らを鼓舞する性質があるそうです。

戦国時代でも、兵隊の統率をとるためや、士気を上げるために太鼓が使われていました。

太鼓にもさまざまな種類があります。

この鼓人形が持っている小鼓は、能楽や長唄などに使われる和太鼓の一種。
左手で調緒を握って右肩にのせ、右手で鼓面を打ちます。
調べ緒の握り方や打ち方で色々な奏法があります。

人形が着ている衣装は腰巻といいます。
腰巻は、室町時代の末以後から出てきたもので、打掛の上を脱ぎ、腰のところで結んで留める着方をします。

“木目込み人形『鼓』” の続きを読む

木目込み人形『翁』

般若の面をご覧になったことはあるでしょうか。

般若は女性が嫉妬に狂い、怨念になってまでも復讐せずにはいられないという激しい嫉妬のお面です。
女性の憤怒、怨霊、嫉妬、怨嵯、執念が1つの顔に入り混じっています。

目を引ん剥き、口が裂け、眉間に深いシワがより、とても恐ろしい表情をしていますが、どこか悲しそうな印象です。

男性の嫉妬のお面は存在しないらしいです…。
やっぱり嫉妬は女性の方が強いのでしょうか。

このようなお面は能の時に使われます。

能「翁」は、能の中でも別格に扱われる祝言曲。
正月や祝い事の時に演じられます。

“木目込み人形『翁』” の続きを読む

木目込み人形『鼓』

子どもの頃、和太鼓を叩いた経験はありますか?

和太鼓は打楽器のひとつです。
祭、歌舞伎、能、神社や寺院などでの儀式に使われます。

1998年の長野オリンピックでは、和太鼓による2000人の揃い打ち演奏が行われました。

和太鼓のうち手で叩くものを鼓(つづみ)といいます。

今日は鼓人形の紹介です。

子どもが鼓を叩いて遊んでいる様子の人形で、衣装は動きやすいように、袿(うちぎ)の上を脱いだ打掛腰巻姿です。

“木目込み人形『鼓』” の続きを読む

木目込み人形『花の宴』

こんにちは!
真多呂人形では、木目込み日本人形・雛人形を原型からひとつひとつ手作りで製作しています。

真多呂人形は、世界文化遺産である京都・上賀茂神社から、唯一の木目込み人形正統継承者としての認定を受けています。

世界遺産も認める美しさをあなたの家にも!
是非「真多呂人形」サイトから、無料カタログをご請求下さい

もう10月ですね、今年は9月23日に秋分の日を迎えました。
秋分とは、昼と夜の長さがほぼ等しく、夏の陽気が去って秋になる時期をさします。
この日からだんだん夜が長くなって行くんですね。
秋の夜長です。

秋のことばには他にもこんなものがあります。

“木目込み人形『花の宴』” の続きを読む

木目込み人形『清苑』

こんにちは。
平安時代のお姫さまは、めったに外出しなかったようです。

清苑はお姫さまの人形です。
真多呂人形を代表する人形で、真多呂人形のメインキャラクターのようなものです。

お姫さまがお庭を散歩している様子を人形にしています。

あまり人形に動きのないのが特徴で、これにより落ち着いた存在感を醸し出しています。

朱色の衣装がとても鮮やかです。

木目込み人形『手まり』

こんにちは。
ついに安倍政権が始まりましたね。

安倍さんは『美しい国へ』という本を執筆しているように、美しい国づくりを目標としています。

今日は久しぶりに美しい日本人形をご紹介します。

真多呂人形では、デッサンをし、原型から衣装の木目込みまで、すべて手作りで人形を作っています。
そのため一体一体の完成度はとても高いものとなっています。

こちらで制作の様子がご覧いただけますので、ぜひ一度、見てみてくださいね。
木目込み人形のできるまで」はこちらから。

“木目込み人形『手まり』” の続きを読む

リニューアル!

真多呂人形販売サイトがリニューアルしました☆

今回のリニューアルでは、能や歌舞伎を題材とした、古今浮世人形がご購入いただけるようになりました。

人形には、能や歌舞伎、昔話に出てくる人形や、平安朝人形、娘人形があります。
すべて原型から手作りしている人形です。

個人でお楽しみいただくだけではなく、新築祝い、開店祝い、長寿祝い、結納など、様々な贈り物にも向いています。

写真でもその品質の良さがお分かり頂けると思いますので、是非一度サイトをご覧ください。

在原業平

在原業平(ありはらのなりひら825年〜880年)は、平安時代初期の歌人で、六歌仙の一人。
容姿端麗でプレイボーイであったそうです。

また、伊勢物語の主人公であるとも言われています。

真多呂人形では、「業平」という人形を作っています。

在原業平が文官の装束を着て烏帽子をかぶり、弓を持っている人形です。
高さが37cmありますので、とても存在感があります。
お顔は雛人形のような顔をしています。

インターネット上では販売していませんので、興味のある方は、『古今浮世人形のパンフレット』をご請求下さい。

“在原業平” の続きを読む

木目込み人形『翁』

こんにちは!
まだ梅雨が明けないみたいで、残念です。

今年は大幅に梅雨明けが遅れるそうです。
例年だと、関東は20日前後に梅雨明けがおとずれるそうなんですが…。

早く夏にならないかな、と思う今日この頃です。

今日はの人形をご紹介いたします。

翁というと、昔ばなしに出てくるようなおじいさんを思い出しますが、人形として作られている翁は、能の演目「翁」を表しています。

天下泰平を願って演じられる、とてもおめでたい能です。

“木目込み人形『翁』” の続きを読む

木目込み人形『藤娘』

藤娘という人形について、今回はお話しします。

「藤娘」というのはすごくかわいい名前ですよね。

紫の藤の花を持つ女の子で、黒い塗り笠をかぶっています。
塗り笠は江戸時代女性の間で流行したそうです。

この藤娘には、どんな物語があるのでしょうか。

藤娘はもともと「大津絵」という江戸時代に大津(現在:滋賀県大津市)で流行した民芸的な絵のひとつでした。

今でも大津市では、藤娘が交通安全のキャラクターになっていて、大津交通安全協会のホームページへ行ってみると、藤娘がシートベルトをした絵が出てきて面白いですよ。

もともとは、その絵から出てきた娘が踊るという歌舞伎舞踊だったのですが、その後藤の妖精が娘に姿を変えて踊るという内容に変化し、そのスタイルが一般的になったそうです。

“木目込み人形『藤娘』” の続きを読む

木目込み人形『高砂』

高砂人形は、夫婦円満・長寿の人形として有名です。
結納品などで贈られたりします。

高砂は、能の作品ひとつです。

今日はそのストーリーをお話しましょう。

あるとき、九州阿蘇宮の神官が都へ行く途中で、播磨の国(現在兵庫県の南西部)、高砂の浦へやってきました。
そこには美しい松がありました。

すると松の木陰へ老夫婦がやってきて、周りを掃き清めはじめました。
そこで老人が、高砂の松と住吉の松とは相生の松、離れていても夫婦であるという伝説を語ります。

相生の松とは、ひとつの根元から、雄松と雌松が分かれ出ているものです。
高砂は兵庫県、住吉は大阪府ですから、離れているんですが、それでも相生の松であると言っているわけです。

“木目込み人形『高砂』” の続きを読む

木目込み人形『連獅子』

今日は七夕の日ですね。
短冊に願い事を書いて笹に飾りましょう。

連獅子人形をご存知ですか。

連獅子人形は、二体の親子人形で、親が白い髪、子が赤い髪なので、紅白でおめでたいと言われています。

「新築祝い」の贈り物として使われることが多いようです。
興味のある方は是非パンフレットをお取り寄せください

連獅子人形は、「連獅子」という歌舞伎を題材としています。

「連獅子」では、親獅子が子獅子を谷底に突き落として、駆け上がってくるかどうかという勇猛心を試す、中国の故事からとった話を表現しています。

連獅子の詩(うた)の中でちょうど親獅子が子獅子を落とす場面です。

“木目込み人形『連獅子』” の続きを読む

木目込み人形『羽衣』

この「羽衣人形」の羽衣とは、天女が着て、自由に空を飛べるという衣です。

能の作品「羽衣」は駿河の国、三保の松原が舞台です。

いつものように浜辺にやってきた漁師の男が、美しい音楽が聞こえ、よい香りがしてくるので、辺りを見回すと、松の木に世にも美しい衣がかかっていました。

あまりにも美しいのでそれを男は家宝にしようと、家に持ち帰ろうとします。

そのとき一人の天女が現れ、その衣は自分の羽衣で、それがないと天へ帰ることができないので、返してほしいと頼んできました。

それを聞いて漁師はますますその羽衣を家宝にしたくなりますが、天女がかわいそうになったので、羽衣を返すかわりに、天上の舞を見せてくれと頼みました。

こうして天女は三保の松原のすばらしい景色の中、天上の舞を舞い、そして天へ帰っていきました。

“木目込み人形『羽衣』” の続きを読む

木目込み人形『かぐや姫』

竹取物語は、日本最古の物語といわれています。

真多呂人形では、「運命(さだめ)」という木目込み人形を製作・販売しておりますが、これは、竹取物語のかぐや姫を具現化したものです。

「運命(さだめ)」は、天の羽衣をまとっています。
手には衵扇(あこめおうぎ)という、きれいな糸が端についた扇を持っています。
衣装は袿姿(うちぎすがた)という、平安時代の貴族の常服です。

竹取物語の詳しい成立時期はわかっていません。
平安時代、古今和歌集がつくられた905年には、すでに成立していたそうです。

竹取物語は、源氏物語など、後の物語文学に大きな影響を与えた作品として知られています。

“木目込み人形『かぐや姫』” の続きを読む