武者人形『引上げ』

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真多呂人形の中でも一番人気の高い五月人形が、鯉のぼりを引いた『引上げ』人形タイプです。

鯉のぼりは「男の子が産まれました。見守ってください」と天へ知らせるために掲げたと言われています。
が、最近では住宅事情も相まって、鯉のぼりを見かけることも少なくなってきました。
実際に鯉のぼりを掲げることが難しいなら、代わりに引き上げてもらいましょう。

真多呂作『引上げ人形』シリーズ。
お子様の元気な成長を祈念して、武者人形が威勢良く鯉のぼりを引き上げます。


武者人形『引上げ』

昔なつかしい綿の鯉のぼりを引き上げる武者人形のお飾りです。

健康で頼もしい男の子への成長を祈って、手足と顔は、胡粉(ごふん;貝殻を細かく砕いた塗料)で褐色に染めました。
柱の頂上には、竹で編んだかごに金箔を貼り付けた回転球をさしこんでいます。

さてこの竹かごですが、たくさんの網目がありますよね。
古来より網目は、魔除けとして信じられてきました。

昔は12月8日を「事納め」、2月8日を「事始め」と言い、「事八日(コトヨウカ)」という儀式を行いましたが、事八日には魔除けとして竹かごを竿の上にさし、立てかけておいたそうです。
この日は鬼が来る日とされていたのですが、かごの目の多さにびっくりして、鬼は逃げ出すと言われていたのだとか。

竹かごを頭上に、鯉のぼりを引いた「引上げ」は、お子様の健やかな成長を願うのにぴったりです。

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