雛人形の価格差はどこからくるの?

銀雅雛セット

雛人形では、同じメーカー、同じ大きさの人形でも、大きく価格が違う事があります。
この価格差はどこからくるのか、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

本日は、ちょっと裏話的な話題ですが、この価格差の訳をご紹介したいと思います。


銀雅雛セット

価格差の理由の一つは、セットとなるお道具の大きさや素材です。
当然、素材はプラスチック製よりも本格的な木製のものが高くなります。
本金蒔絵等の塗りを施しているお道具も価格が上がります。


銀雅雛セット

人形自体の価格に一番大きく影響するのは、やはり素材です。
ボディにウレタンやプラスチックを用いる事で安価になり、木を用いればやはり価格は上がってきます。

(真多呂人形の場合は、全ての人形のボディには天然の桐素材を使用し、海外製の素材やウレタン等の科学素材は、一切使用しておりません。)

人形の衣裳も、人絹→交織→正絹と用いる布によって値段が上がっていきます。

次に、人形の仕立てや作り方でも価格が変わってきます。
同じ大きさでも作りに手が込んでいるもの、細工が細かいものは、価格が高くなります。職人の技術の差も価格に影響することがあります。

同じ大きさの雛人形だけど、値段が違うのは何故?と思った時は、これらの点に注目して見比べてみると、理由が見えてくるかも知れません。

写真の雛人形・お道具は全て「銀雅雛セット」です。袖口の丸みや着物の裾、髪の毛の結い方等、細部まで贅と技を尽くした雛人形です。

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