大きな藤を振り、華麗に舞う!

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本日は、歌舞伎舞踊『藤娘』を題材にした華やかな人形キットを2点ピックアップ致しました!

藤娘は江戸時代に人気のあった大津絵の『かつぎ娘』を題材にした歌舞伎舞踊です。

初演の時は、藤娘の絵や座頭(ざとう)の絵から人物が抜け出してきて、館に忍び込んだ悪者を悩ませる七変化の舞踊でした。


昭和に入って、六代目尾上菊五郎が「藤の花の精」にしました。

藤の絡んだ松の大木。松は男性を。藤は女性を象徴しています。

藤の絡んだ松の大木の前で、藤枝を手にした「藤の精」が意のままにならない男心を踊るのです。

男性の浮気性をなじったり、すねてみたり。
お酒を少し呑まされて、恋しい男性を思ってみたり。
可愛らしい仕草が満載の舞踊です。

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藤娘

こちらは、そんな愛らしい『藤娘』の人形キットです!

黒の布地に藤の模様が煌びやかな衣裳。
傘も黒で統一されているので、藤の紫がより美しく映えます。

圧倒的な存在感と美しさ!

難易度は高く、完成まで時間がかかると思いますが、達成感が格段に違います!
小物の取り付けにも、こだわってみてください!


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藤の舞

「難しいのはちょっと・・・。」という方には、もう少し難易度が低く手軽なキットもご用意しております。

それがコチラの『藤の舞』!

こちらは、はじめにご紹介したキットとはまた違った華やかさを兼ね備える衣裳です!

彩り豊かな花がたくさん散りばめられています。
髪飾りにはリボンを使用して女の子らしさをプラス。

小道具の大きな藤の花の存在感は格別です!
思わず取り付けに気合が入ってしまいます。

華やかな舞踊の世界を堪能しながら、ゆっくりと木目込んでみてください。