『有職雛』、しだれ桜の美しい演出!

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有職雛セット

本日も新作雛人形をご紹介いたします。
前回の「瑞花雛」に続く、人気NO.2の親王雛をピックアップ致しました!

親王雛は、お内裏様とお雛様が並ぶ最もオーソドックスな雛人形です。親王雛二体なので、人形自体は段飾りより大きめ。衣裳も豪華ということで、人気があります!

さて、今回ご紹介するのも親王雛の『有職雛セット』です。
少し変わった春の演出が施されています。


有職(ゆうそく)とは、朝廷や武家、宮中の儀式、法令、服装などのしきたりにならって、物を作ったり、事を行ったりすることです。

男雛の衣裳は有職に従い、「天皇の袍(ほう)の色」とされている「黄櫨染(こうろぜん)」を使用しています。この色は、太陽の色を表していて、天皇以外は使用できない最高位の色でした。

男雛に合わせて、女雛も十二単をまとっています。

男雛、女雛の後ろには、・・・なんと、しだれ桜がっ!

大きく横切り、お人形を引き立てる桜。
金沢泊の金屏風に、舞い散る桜の花びらまでも細かく描かれていて、春の景色を優雅に演出しています。

土台はマットで落ち着きのある黒塗りに、木目を活かした足をあわせました。
二つの素材を用いた土台に、枠の無い金屏風を合わせることで、上品でありながら、すっきりとした印象です。

こちらのお雛様は「大人顔」。
伝統を重んじた、品格の高いお人形にぴったりです。
お子様が大きくなっても、趣きの良さをお楽しみいただけます。


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