貸し渋り雛

貸し渋り雛1999年(平成11年)

こんにちは!
今日は貸し渋り雛を紹介します。

銀行が抱える不良債権が問題となり、不良債権の整理をするとともに、もうこれ以上不良債権を増やさないように、銀行がお金を貸すときの査定を厳しくしました。

これが、お金を貸すのを渋っているようにみえ、この現象を「貸し渋り」と呼びました。

また、銀行が不良債権を何とか回収しようとしたため、バブル期には、「どんどん融資しますから借りてください」と無理やり融資してきた銀行が、手のひらを返すように「返せ」と言ってきました。

この現象を「貸し剥がし」といいます。

しっかりとした担保がない中小企業は、お金を貸してもらえず、経営難に追い込まれ、深刻な状況になりました。

現在、不良債権は確実に減ってきています。

それでは1999年にはどんな出来事があったのでしょう。

世界→NATO軍がコソボ紛争制裁のためユーゴスラビア空爆、トルコ西部地震、マカオ返還、パナマ運河返還
社会→日本で初めて法律に基づく臓器移植が行われる、全日空61便ハイジャック事件、桶川ストーカー殺人事件
芥川賞→玄月『蔭の棲みか』、藤野千夜『夏の約束』
直木賞→佐藤賢一『王妃の離婚』、桐野夏生『柔らかな頬』、なかにし礼『長崎ぶらぶら節』

ノストラダムスの大予言で「1999年7月に世界が滅亡する」がありました。
マスコミは何年も前から大騒ぎしていましたが、結局何も起きずに終わりましたね。

ありがとうございました。
また見に来てください。

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