こんにちは!
見に来てくださってありがとうございます。
今回も小野小町の歌を紹介したいと思います。
今回の歌は知らない方が多いかもしれません。
古今和歌集のこの歌です。
「色みえで うつろふものは
世の中の 人の心の 花にぞありける」
(古今和歌集)
花は色あせるの目に見えるけれど、目に見えないで移ってしまうものは、世の中の人の心の中にある花だったのですね。
切ない歌ですね。
人の心の移り変わりが目に見えないというのは当たり前のことですが、花の色は目に見えるのに…人の心は色が見えないで移るのだなぁと考えるところが、切り口が違うなぁと思いました。
小野小町は恋の歌を多く詠んだそうです。
また、見に来てくださいね。