ご成婚雛

ご成婚雛 1994年(平成6年)

こんにちは。
この間悠仁さまがお生まれになって、皇室にも新しい風が吹きそうですね。

結婚&新生活応援サイト・ゼクシィの「結婚式前日に誰と過ごすか」という調査では、3分の2の人が親や家族と過ごす、と答えています。親に感謝の気持ちを述べて、新生活へ飛び出す人が多いんですね、結婚はいつの時代も大きなイベントではないでしょうか。

日本中が沸いた結婚といえば…今日はご成婚雛の紹介です。
平成5年6月9日に、(変わり雛は一年前の出来事を雛にしています)徳仁皇太子と小和田雅子さんがご結婚されました。

皇太子妃はハーバード大学卒の帰国子女で外務省官僚だったこともあり、話題となりました。

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木目込み人形『清苑』

こんにちは。
平安時代のお姫さまは、めったに外出しなかったようです。

清苑はお姫さまの人形です。
真多呂人形を代表する人形で、真多呂人形のメインキャラクターのようなものです。

お姫さまがお庭を散歩している様子を人形にしています。

あまり人形に動きのないのが特徴で、これにより落ち着いた存在感を醸し出しています。

朱色の衣装がとても鮮やかです。

何でも賛成雛

「何でも賛成雛」平成7年(1995年)

こんにちは。
真多呂人形では、毎年ユニークな変わり雛を製作しています。

今日は「何でも賛成雛」を紹介します。

羽田内閣総辞職の後、村山富市は、初の社会党内閣総理大臣として総理に就任します。

しかし、総理になったとたんそれまでの社会党の政策を転換し、自衛隊合憲、日米安保堅持を明言しました。

これにより戦後の革新政党の流れを弱め、二大保守党制への変革を加速させたとの見方もあります。

この村山富市の姿勢は、一部から「何でも賛成」と揶揄されました。

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木目込み人形『手まり』

こんにちは。
ついに安倍政権が始まりましたね。

安倍さんは『美しい国へ』という本を執筆しているように、美しい国づくりを目標としています。

今日は久しぶりに美しい日本人形をご紹介します。

真多呂人形では、デッサンをし、原型から衣装の木目込みまで、すべて手作りで人形を作っています。
そのため一体一体の完成度はとても高いものとなっています。

こちらで制作の様子がご覧いただけますので、ぜひ一度、見てみてくださいね。
木目込み人形のできるまで」はこちらから。

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インターネット雛

インターネット雛 1996年(平成8年)

こんにちは!!
今日はインターネット雛を紹介します☆

インターネットはとても便利です。
今も、インターネットを使って日記を書いています。
インターネットのおかげで、いろんな情報を得ることができたり、遠く離れた人ともEメールで気軽に、速く、コミュニケーションができるようになりました。

Windows95によって一般の家庭にもインターネットが普及しました。
しかし、接続環境が悪い離島などとの、情報格差が懸念されています。
途上国では、パソコンの単価やネットの通信料金が高いため、「インターネットカフェ」がインターネットの普及を助けています。

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しらけ選挙雛

しらけ選挙雛 1997年(平成9年)

こんにちは☆
今日は、しらけ選挙雛を紹介します。

平成8年10月20日に行われた第41回衆議院議員総選挙は、初めて小選挙区比例代表並立制で実施されました。

戦後20回行われた選挙中、唯一投票率が60%を割り込んだ59.7%だったため、「しらけ選挙」と呼ばれました。

選挙の争点は、消費税増税の是非、行政改革などでした。

結局この選挙の後、消費税が3%から5%に上がりました。

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たまごっち雛

たまごっち雛 1998年(平成10年)

こんにちは☆
今日はたまごっち雛を紹介します。

たまごっちは、株式会社バンダイが発売している育成ゲーム機です。
大きさはちょうど卵くらいで、簡単に持ち運ぶことができます。

小さな画面に表示される生き物を育てていきます。
育成ゲームなので、ちょっと目を離すと、病気になったり、機嫌が悪くなったりします。
何もしないまま放って置くと死んでしまいます。

ご飯をあげたり、糞を掃除してあげたり、遊んであげたりしながら、たまごっちを育てていきます。
この時、きちんとこまめに育てると真面目なキャラクターに、適当に育てるといい加減な性格のキャラクターに成長していきます。

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貸し渋り雛

貸し渋り雛1999年(平成11年)

こんにちは!
今日は貸し渋り雛を紹介します。

銀行が抱える不良債権が問題となり、不良債権の整理をするとともに、もうこれ以上不良債権を増やさないように、銀行がお金を貸すときの査定を厳しくしました。

これが、お金を貸すのを渋っているようにみえ、この現象を「貸し渋り」と呼びました。

また、銀行が不良債権を何とか回収しようとしたため、バブル期には、「どんどん融資しますから借りてください」と無理やり融資してきた銀行が、手のひらを返すように「返せ」と言ってきました。

この現象を「貸し剥がし」といいます。

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美白VSガングロ雛

美白VSガングロ雛2000年(平成12年)

今日は美白VSガングロ雛の紹介です。

鈴木その子さん(1932年1月20日〜2000年12月5日)は、美容研究家・料理研究家。
著書『やせたい人は食べなさい』がミリオンセラーに。
鈴木その子式ダイエットは、きちんと「ご飯」を三食食べ、添加物、薬品等が使われていない安心食材を使い、油を使わない食事法を提唱しました。

また、異様に真っ白な肌であることから「美白の女王」と呼ばれました。
照明でいつも顔を照らして白さを強調していました。

一方、女子高生を中心に、ギャルの間でガングロが流行しました。
ガングロギャルは、肌を黒く焼くために日焼けサロンに通います。
ファッションは原色系で、ミニスカート。
黒い肌に白いアイラインをひくような派手なメイク。

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IT革命雛

「IT革命雛2001年(平成13年)」

こんにちは、毎日暑いですね。
今日はIT革命雛を紹介します。

コンピューターやインターネットなどの情報技術の普及に伴う、社会の急激な変化。
「IT」は「Information Technology」(情報技術)の略称です。

各家庭でパソコン、インターネットが爆発的に普及しました。
電子商取引ができるようになり、ネット上に新しいメディアが登場しました。
当時の森内閣はIT関連予算の大幅増額をきめ、IT革命を推進しました。

Windows95が発売されてから約10年でパソコンがあっという間に普及して、会社でも、学校でもパソコンを使えるのが当たり前の世の中になってしまいました。
この普及のスピードは本当に速かったのではないでしょうか。

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構造改革雛

構造改革雛2002年(平成14年)

もうすぐ自民党総裁の任期が終了しますね。

自民党総裁の任期は3年とされています。
小泉さんは2003年9月20日の二回目の総裁選で自民党総裁に選ばれているので、今年の9月にはその任期が終了するのです。

自民党総裁が内閣総理大臣になるので、小泉さんは9月をもって、首相も辞めることになります。
続投はしないと発言しているので、今マスコミでは、次の首相、ポスト小泉は誰になるのかが話題になっていますね。

今日の雛は「構造改革雛」です。

小泉さんは「聖域なき構造改革」を掲げ、郵政民営化、道路公団分割民営化、特殊法人改革、国から地方への財源移譲を含む三位一体改革、不良債権削減、国債発行削減、国家公務員削減などを行い、また少子高齢化対策として、医療費3割負担、社会保険料の引き上げを行いました。

そんな小泉内閣の5年間をおおまかに振り返ってみます。

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タマちゃんウタちゃん雛

タマちゃんウタちゃん雛 2003年(平成15年)

多摩川に出現したアゴヒゲアザラシが「タマちゃん」と名付けられ人気者になり、一躍有名になりました。

「タマちゃん」は平成14年8月7日に初めて多摩川に現れ、その後、鶴見川→帷子川(かたびらがわ)→大岡川→帷子川と移動し、平成15年4月からJR武蔵野線鉄橋(中川)、JR武蔵野線鉄橋(荒川)にも出没しました。

また宮城県本吉郡歌津町に出没したアザラシが「ウタちゃん」と名付けられ可愛がられました。

「タマちゃん」の登場でアザラシを追いかけるブームが起こりました。
2002年の流行語大賞に「タマちゃん」が選ばれました。

みなさんも一度はテレビ画面で「タマちゃん」をご覧になったのではないでしょうか。

阪神タイガース優勝雛

阪神タイガース優勝雛 2004年(平成16年度)

平成15年度のセ・リーグで阪神タイガースが9月15日、18年ぶりの優勝を勝ち取りました。

日本シリーズではダイエーに3勝4敗で敗れましたが、18年ぶりの優勝ということでファンは盛り上がり、観客は球団史上最多の約313万人を動員しました。

雛人形は優勝に導いた星野仙一監督と応援のチアダンサー。背景は大阪の街。道頓堀に飛び込む人の姿も。

阪神は2005年も優勝しています。
2003年の優勝は、18年ぶりだったこともあり、日本中が非常に盛り上がりました。

日本漢字協会が毎年末に全国公募をして決定する「今年の漢字」でも、「虎」(2003年)が選ばれました。

お人形はどう処分したらいいの?

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たまに「古いお人形の処分に困っている」という声を耳にします。

「捨ててしまうのは心が痛むが、処分しないといけない…」「人形供養って良く聞くけれども、どうしたらいいか分からない…」と悩まれるようです。

思い入れのある大切なお人形は、最後まで大事に扱ってあげたいものですよね。

今日は、お人形の処分と供養サービスをご案内します。

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人形の取り扱いについて

人形の取り扱いって難しそうですよね。

今日はどう扱ったら長い間人形が美しい姿を保っていられるかをお伝えします。


木目込み人形のお手入れ方法

まず、お手入れ方法を説明します。
人形につもった埃はどうしたらいいでしょう。

人形の顔につもった埃は、息を吹きかけて落とします。
これだけでOKです。

また、衣装の筋などにたまってしまった埃は、毛ばたきか筆を使ってはらいます。

そして、人形が載っている台は、布やクロスなどで拭いてください。

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伊勢物語 東下り(2)

こんにちは☆
前回の「伊勢物語 東下り(1)」の続きです。

「かきつばた」を題に歌を詠み、皆が涙したところからでしたね。


行き行きて駿河の国に至りぬ。
宇津の山に至りて、わが入らむとする道はいと暗う細きに、
つた、かへでは茂り、もの心細く、
すずろなるめを見ることと思ふに、修行者会ひたり。

「かかる道は、いかでかいまする。」
と言ふを見れば、見し人なりけり。
京に、その人の御もとにとて、文書きてつく。

『駿河なる うつの山辺の うつつにも 夢にも人に あはぬなりけり』

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リニューアル!

真多呂人形販売サイトがリニューアルしました☆

今回のリニューアルでは、能や歌舞伎を題材とした、古今浮世人形がご購入いただけるようになりました。

人形には、能や歌舞伎、昔話に出てくる人形や、平安朝人形、娘人形があります。
すべて原型から手作りしている人形です。

個人でお楽しみいただくだけではなく、新築祝い、開店祝い、長寿祝い、結納など、様々な贈り物にも向いています。

写真でもその品質の良さがお分かり頂けると思いますので、是非一度サイトをご覧ください。

伊勢物語 東下り(1)

前回は、業平を主人公にした「伊勢物語 六段 芥川」を取り上げました。
人が鬼に食べられてしまう、ちょっと恐ろしい話でしたね。

「伊勢物語 芥川」に続き、今日は「九段 東下り」を、二回に渡って取り上げてみたいと思います。


九段 東下り

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、
「京にはあらじ、東の方に住むべき国求めに。」とて行きけり。
もとより友とする人、一人二人して行きけり。
道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。

昔、男がいた。その男は、自分自身を必要のない者だと思って、
「都には住むまい、東国の方に住むところを探しにいこう」と思って行ったそうだ。
以前からの友人を一人、二人、と連れて行った。
道を知っている人もいなくて、迷いながら行った。

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伊勢物語 芥川

業平は伊勢物語の主人公であると言われています。

伊勢物語は、作者不詳で、伊勢物語を業平自身が書いたという説や、後の人が、業平の歌を物語の所々に入れて、業平を主人公にして物語を作ったという説などがあります。

古今和歌集が出される905年ごろまでには成立していたとされています。

伊勢物語は1段〜125段があり、和歌が所々に取り入れられています。
有名な歌が入っている段だけ、今回は見てみたいと思います。


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在原業平

在原業平(ありはらのなりひら825年〜880年)は、平安時代初期の歌人で、六歌仙の一人。
容姿端麗でプレイボーイであったそうです。

また、伊勢物語の主人公であるとも言われています。

真多呂人形では、「業平」という人形を作っています。

在原業平が文官の装束を着て烏帽子をかぶり、弓を持っている人形です。
高さが37cmありますので、とても存在感があります。
お顔は雛人形のような顔をしています。

インターネット上では販売していませんので、興味のある方は、『古今浮世人形のパンフレット』をご請求下さい。

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